戦争の祝詞


戦いの汽笛がなる
それは
勝者と敗者を決める
単純でありながらひどく残酷な儀式
強きものが弱きものを虐(しいた)げ
弱きものは強きものに呪の言霊を吐き捨てる
その儀式において一切の情は無く
死神が死を告げる鎌を振り下ろすかのように
その場にいるもの全てに等しく死が乱舞する
それでも戦いを止める事は無い
その場に立っている者はすでに魅入られているからだ
闘いの本能、そして弱者を虐げる快感に



戦いの果てには何がある?
戦いの終わりには何を得る?
戦いの先には何が見える?
誰にも分からない
誰にも教える事はできない
誰にも答えを知る事はできない
すでに答えは一人一人の中にあるものだから


どんなに屈強で最強と言われる者でも
戦場ではただの戦士へと変わる
特別な存在なんてその場には必要無いのだから
一人でできるものではない
血盟という仲間が居て初めて戦えるモノだから


さぁ始めよう
今夜も勝者と敗者を決める儀式を
世界が終わるその日まで
終わらないダンスを踊り続けよう


リネっぽく書いてみたけど
微妙に終わった・・・・・・
いいや、見てる人少ないし(ぉ