shadowskill2004-01-05


正月怠けから復帰いたします
酒飲んで〜遊んで〜寝て〜の繰り返しで
ころっと忘れてました
すでに駄目駄目だな俺・・・(;´д`)
ということなのでリハビリ代わりに1つ


その昔、一人の男がいた
彼はただひたすらに強さだけを求めた
仲間という強さを断ち切り
孤独という強さを求め続けた
一人で自分一人で
誰にも負けない
どんな敵にも屈しない強さを求めた
彼はひたすらに戦い続けた
ある時は、国家に対して一人で
ある時は、一人で立ち向かう事が困難なモンスターを
彼はその中でも勝利を掴み続けてきた
そんな彼を人は英雄と呼び
モンスターは悪魔と呼び
同じ冒険者は闘神と呼び
しかし彼は満足はしていなかった
この大陸で最も恐れられる存在と戦っていなかった
火竜・地竜・水竜・風竜と呼ばれる
この大陸で最凶の存在であり
全ての生命体の頂点に立つもの
彼は一人でその存在に立ち向かえる強さが欲しかった
そんな彼に一つの話が持ちかけられる
そこは、ハイネの海に沈んだ都市がまだあった時の事
水竜パブリオンが都市を破壊しているので
倒して欲しいという依頼だった
彼は快く引き受けると
同じ冒険者達も彼がいるならとその話を引き受けていたが
彼は自分一人で立ち向かう
これ以上犠牲はいらない
その代わり自分が死んで
再び、地上に出てくることがあったら
その時は頼むと言って
彼は水龍パブリオンが待つ洞窟へと一人歩いていった


その戦いは7日ほど続いた
街には龍の声が木霊し
剣の音
男の声が日夜問わず響いていた
7日を過ぎると音が止み
最後に大陸中に響き渡るほどの龍の咆哮が聞こえたかと思うと
津波が起き
都市を飲み込んでしまったという
そして龍は男と闘った証を忘れぬ為だろうか
洞窟から一切出なくなったという
度々冒険者達がその洞窟へ訪れると
怒り狂ったかのように襲い掛かってくる
それは、男と戦った証を
神聖な場所を穢されたくないという龍の願いなのかもしれない


男の名前は一切記録には無い
ただ、その服装だけが今のハイネを守る騎士団に受け継がれてる
一説によると竜を倒した彼が
次の竜になったともいう・・・
一つ言える事は
彼がいたからこそ冒険者達は力を求め
今の大陸があるということだ





全部作り物ですから信じないでくださいませ・・・

右上の画像は試しに乗せただけなので
気にしないでねw