これといって書くことがないので小説


Kissiを先頭に楓華、サリンジャーの3人は
城内に入り、中庭を走り抜けていると
ところどころにモンスターの死骸が散乱していた
Kissiがそれを見ながら
「俺たちの他にも先客がいるようだな
 姫、俺たち以外にこの城を狙う奴に心当たりあるか?」
と走りながら姫に尋ねるが
「ううん、そういう話は聞いた事ないし
 私達以外にこの城を再興させようっていう人は
 いないはずなんだけどなぁ」
とクビを傾げながら走る楓華
サリンジャーがその会話聞いて
「元々城を持ってた連中じゃないのか?」
とぼそりというと
Kissiと楓華がサリンジャーをみて
「それだ!」「それよ!」と声を合わせて言った
3人がそうこうしてる内に中庭を抜け
内城門の前にやってきた
Kissiが扉に手をおき開けようとすると
びくともしなかった
何か中でひっかかってるようだった
Kissiが楓華に下がるように言うと
Kissiはダマスカスソードを
サリンジャーは弓を背中に背負い代わりに
蒼士からもらった刀を腰から抜いた
そして、2人は体勢を整えて
せーの・・・の呼吸と共に扉を破壊する
ふぅと息を整え武器を直すと
扉を破壊するとひっかかってた何かが倒れこんできた
それは・・・・
無残にもぼろぼろにされた人間だった
Kissiが座り込みその人間を観察する
サリンジャーは可哀相にと手を合わせ
楓華はひどい・・・と顔を覆ってその人間を見ないようにした
Kissiが調べ終わると
その人間の遺体を内城門入ってすぐの脇の通路に移動させた
Kissiの調べによるとやはり前の城主血盟の人間であること
傷の新しさからいって、自分達のちょっと前に彼らが戦ってた事
傷の具合からいってモンスターの傷と刃物の傷があったという事だった
Kissiがぽつりと
「この戦いベレス退治だけじゃ済みそうにないな・・・」
と言うと
楓華とサリンジャーの顔が一層引き締まった
さぁ・・・いくぜと
Kissiが剣を手に持ち歩き出すと
楓華は背中にしょってた細身の片手で持てる槍を
サリンジャーは弓ではなく腰に差している刀に手をやり
Kissiの後を追った・・・


そしてその3人とは別にグレーターミノタウロスと戦ってる3人は・・・