ってことでこっから小説


PTを組み
皆、ウインダウッド城の城門前に着くと
プリンセスの楓華が
「さってと、皆いきますか!
 城門破壊準備をしてくださ〜い」
そう言うと
Kissiは普通のダマスクスソードより長くツーハンドソード位の
肉厚がありそうな特注のダマスクスソードを背中から抜き
クレアは肩に担いでいたこれまた自分専用のグレートアクスを
よっこらせっとか言いながら地面に突き立て
2人とも城門の目の前まで行き破壊する準備を
ジェナスと耶魔斗の2人は魔法を放つ準備を
サリンジャーと琥那美はいつでも矢を撃つ準備を
後は楓華の号令を待つのみだった
「ゴー!」
と楓華が手を振り下ろすと
Kissiとクレアは思い切り城門を叩き
ジェナスと耶魔斗は魔法サンバーストを
サリンジャーと琥那美はモンスターが出てきた時の為に身構えていた
楓華は頑張れ〜〜などと応援に徹していた


数分叩くと、門に亀裂が入り始め
もうすぐ壊れるか・・・?と皆思った瞬間
城壁の上からたくさんの矢が降ってきた
城壁にはダークエルフの集団が何時の間にかいた
矢に気付いた一同は
城門を壊すのを中止し
Kissiとクレアは楓華の近くまで移動し
Kissiは剣で矢を叩き落し
クレアは盾で矢を弾き
楓華の守りに徹した
ジェナスと耶魔斗はダークエルフ達の死角になる真下へと移動し
ジェナスは城壁に手をやると小さいツタが城壁を上へと這うと
一人のダークエルフの足元で巨大なツタへと変化し
ダークエルフの身体を貫いた。アースジェイルを使ったのだ
耶魔斗の方はというとこちらも城壁に手をやり
ブツブツと何かを言うと
耶魔斗の触った城壁が盛り上がり何かが上へと這うと
一人のダークエルフの足元から膨大な量の瓦礫が出現し
ダークエルフを無残にも押し潰した 
こちらはイラプションを使用したようだ
サリンジャーと琥那美は
その場所から動く気配は無く
正確には少し動きながら、最低限の動きで矢を避け
静かにダークエルフの眉間もしくは心臓の位置に的を絞ると
弦がキリキリ・・・と音を立て限界まで弓を引き
手を離すと
その正確無比な矢がダークエルフの額・胸を貫き
次々と城壁からダークエルフが落下しドサッと音がした


ダークエルフを全て排除し
矢の雨が降り終わるのにかかる時間はほんの少しだった
皆、無事なのが分かると再び城門へ近づこうとした
すると、城門が内側から無理やりに開く音がした
全員(楓華を除く)再び戦闘体勢に入るのであった